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表参道スパイス研究所のカレーを作った
肉嫌いの夫が出張中なので、毎日のように肉料理を作っている。
昨日の昼は、表参道スパイス研究所のチキンのスパイスカレーを作った。
鶏もも肉300g・トマト缶200g・水300cc・カレー粉１袋を一緒に鍋に入れ、沸騰したら20分でできあがりだ。
鶏肉のたんぱく質と、たっぷりのトマトとスパイスで元気が出た気がする。
夫と出会ったのは
昨日10月9日は夫の誕生日だった。
66歳になった。
夫と出会ったのは42年前だ。なんとスペインのバルセロナだ。
夫はバルセロナ大学でスペイン語を勉強していたのだ。
私は夫の同級生の香港の女の子と同じ部屋で暮らしていた。
その香港の子と夫と夫の友達のシリア人とで、何度も大学のバルでお茶を飲んだりして楽しく過ごしたものだ。
しばらくして、大学が休みの日には夫がお弁当を作って私を迎えに来てくれるようになって、海岸でおにぎりを食べたり、バルセロナの動物園や遊園地などに行ったりした。
人生であの頃が一番楽しかったと、今、思う。
夫ではなく私が変わった
一昨日、あの頃の思い出の品を断捨離しながら、夫との事も思い出していた。
あんなに仲が良くて、楽しかった日々から40年以上が経ち、今では夫が出張に行って留守になるのを、いつも指折り数えて楽しみにしている。
いつごろからそうなったのかな…
今考えると夫は出会った時から気難しい人だった。
けれど、愛は盲目で、最初のころはその気難しさが 頼もしいと感じたのだと思う。
なので、夫は何も変わっていないけれど、私が変わったのだろう。
でも、もし私が大病を患ったりした時は、必ず夫がちゃんと世話をしてくれると思う。
気難しいけれど、見捨てるようなことはしない人なので、娘や息子には頼めないことも、夫には頼める気がする。
夫の良いところを認めて、老後は一緒に笑って暮らせるようにした方が良いかもな…
40年以上も苦楽を共にしてきたわけだし…
と、昨日、夫にLINEで「お誕生日おめでとう！」と送りながら、そう思った。
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