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ドラマ好きな夫
夫の性格を知っている人は、夫がテレビドラマが好きと言うことを意外に感じると思う。
人に対して冷淡なところがあるし、人を見下し気味なので
それが他人と接する時の態度に現れている。
【温かい人】とは言えない夫だけれど、心温まるドラマが大好きなのだ。
「ロングバケーション」「星の金貨」「ダメな私に恋してください」「コト―診療所」などをあきれるほど繰り返し繰り返し観ている。
やたらとドラマに詳しくて、昔の恋愛ドラマに関してはほとんど観たらしい。
最近は「海のはじまり」「笑うマトリョーシカ」を楽しみにしているのだ。
まさか内容を理解していないとは思わなかった
昨夜の夕飯の時もTVerで「海のはじまり」の何回目かの第7話を観ながら食べていた。
死んでしまった海ちゃんのママの遺骨をペンダントに入れて、夏くん(パパ)が海ちゃんに渡すのだけれど
そこで私が「ペンダントに遺骨っていいね」と言うと
「えっ、何の話?」と訳が分かっていない。
ペンダントに遺骨が入っているってことを知らずに何回も観ていたらしい。
その他にも夫が
「ここでどうしてこうなるかがわからない」と言う場面も
私が説明してあげると
「ああ、そういうことね」と言う。
ドラマの中の人の気持ちも説明しないと理解できないこともあり
何度も観たのになんでわからないの?と思う。
夫はそういう人だったのか
結婚してから40年近く、私は夫の言動を理解できないことがたくさんあった。
私が思いを言葉で伝えても、夫の冷めた感じの受け答えが嫌だった。
でも、もしかしたら夫は、その話をする私の気持ちをちゃんと理解できていなかったのか?
夫は外国語も得意で語学留学もしていたし、機械にも強く、たいていの物は自分で直す。
そんな賢い人だけれど、人の話が耳に入ってこなかったり、気持ちを読み取ることが苦手だったりするのかもしれない。
夫は
「画面にテロップで、ペンダントには遺骨が入っているとか説明を入れて欲しいわ」
と、冗談で言っていたけれど
それほどにも理解していないとは思っていなかったので
思わず
「もしかしたら夫は何かが欠けているのでは」と勘ぐってしまった。
岸田首相退陣
岸田首相が次の自民党総裁選には出馬しない意向とのこと。
その会見の一部始終をYouTubeで見たら
次の総裁はと言う点に関して
「何よりも大切なことは国民の共感を得られる政治を実施することにある。それができる総裁かどうかをしっかり見定めて一票を投じたい」と、述べていた。
何よりも大切なことはそれだと思っていたってことが驚きだった。
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