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居場所に困る
農繁期以外は、夫と二人だけの仕事(自営業)なので、働く時間は決まっていない。
最近は暑いからと、朝5時ごろ山の仕事場に出かけ、昼までには家に帰るようにしている。
帰ってすぐに一台しかないエアコンをつけて、ワンコを涼しい勝手口に入れる。
その際、夫が節約のために
リビングと勝手口に続く廊下だけが涼しくなるようにと、私の部屋と夫の部屋の扉は締める。
なので、その2つの部屋は地獄の暑さだ。
夫はたいていリビングのテーブルを自分の書斎のように私物を広げてパソコンで仕事をするか
iPadでYouTubeを見るかだ。
それに疲れるとソファに移動して寝転んでいる。
なので、私は居場所に困る。
仕方がないので、座る場合は、キッチンの調理台の前。
寝転びたくなったら廊下に行く。
そして、床に寝ながら、すぐ横にある私の部屋の扉をそっと開けて、冷気入れたりにしている。
私の部屋には備蓄の食料がたくさんあって、その中には米やお菓子もあるため、
あまり高温にはしたくないのだ。
夫が廊下に来そうな気配を感じたら慌てて扉を閉めている。
廊下に寝転んでいる私を見て夫が
「そこが、よほど好きなんだね」と言うが
けっして好きなわけでは無く、一人になれる場所が他にないからだ。
今は自営の仕事があるから良いけれど、
それが無くなって、朝から晩まで二人で家にいるようになったら大変だと思う。
それまでには、何か対策を見つけて、ストレス無く暮らして行けるようにしたい。
野菜の揚げびたし
夫がすごく気に入ったようで
「揚げびたしにして」と、頻繁にリクエストしてくる。
庭のオクラ・シシトウ・ピーマンが毎日収穫できるのでとても助かっている。
地這いのきゅうりは畑を飛び出して砂利の駐車場に這い出してきた。
熱くなった砂利できゅうりが傷みそうなので、伸びた所には藁を敷くようにした。
外が暑くなくて快適ならば、いつまででも庭にいたいくらいなのだが
すぐに汗だくになるので10分でさえいられない。
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