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偶然で奇跡は起きない
東日本大震災のときに「閖上の奇跡」と話題になった閖上保育所の話をYouTubeで観た。
有名な話なので知っている方も多いだろう。
まだよちよち歩きの子も含む54人の園児を迅速に避難させ、全員無事だった「閖上の奇跡」。
閖上保育所は海岸から500ｍ地点にあったそうだ。
震災の1年ほど前までは、歩いて近くの市営アパートに避難するわけだったのだが
「間口が狭いから怖いね」と言うことになり、1年かけて避難マニュアルを見直した。
そのマニュアルが完成したのが震災前の2月だった。
大地震の際は車で閖上小学校に避難することにし、月に一度は避難訓練もしていた。
3月11日のその日は、地震が起きてすぐに所長の佐竹悦子さんは職員たちに
「逃げます」
「車を持って来て下さい」
「小学校で会いましょう」
と、3つのことを指示して、職員は5台の車に54人の子供たちを分乗させて小学校を目指したそうだ。
小学校に着いて約30分後に大津波が来た。
佐竹悦子さんの
「偶然で奇跡は起きない」と言う言葉を聞いて、やはり大きな災害が起きる前にあらゆることを想定して備えるって大事だなと思った。
娘の家は、海に近いので津波が心配。
我が家の近くは中央構造線断層帯があるので、揺れが大きいと思う。
それぞれ、できる限りの対策をしておかないと改めて思った。
春に何か楽しいことをしよう
きょうは暖かくて、コート無しで散歩ができた。
散歩途中の菜の花畑。
そして我が家にも小さな菜の花が。
いよいよ春が来た感じだ。
4月末から５月中旬は仕事が忙しいので、それ以外の時に 一人旅とか、何か楽しいことをしようと思っている。
なんせ67回目の春だ。
まだ元気に動けるので、何がしたいか、どこへ行きたいかをじっくり考えよう。
と、ここまでで、いったんブログを書き終えた。
その後 小児がんで13歳で亡くなった男の子の作文「宝物は普通の日」が、YouTubeで読まれているのを聞いた。
「当たり前の普通の日が宝物」
本当にそうだな…
別に楽しいことが何かないか探さなくても、普通に暮らせることは幸せなことなんだってこと、知ってたつもりでもすぐに忘れてしまう。
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