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母の命日だった
昨日7月27日は母の命日だった。
亡くなって50年になる。
私が17歳の時に44歳で亡くなった。
さすがに50年も経つと忘れてしまったことばかりで
どんな声だったのかすらも思い出せない。
着物が似合う母で、入学式などは綺麗な着物で来てくれた。
旅館をしていたので、着物でいることが多かったのだと思う。
自分が死んでしまってから50年も経ってからのことなんて
きっと母は想像もしたことがなかっただろう。
病院生活が長かったので、最期を迎える頃は
見ることができないであろう 姉や私の花嫁姿や孫の事は考えたかもしれない。
17歳だった娘は、今はもう67 歳になり「ばぁば」と呼ばれている。
今私が死んだとして50年経ったら
娘89歳、息子87歳、兄孫ちゃん63歳、弟孫ちゃん61歳だ。
その時、世界はどうなっているのだろう…
もしかしたら、娘や息子もいない世界になっているのかもしれない。
母が与えてくれた命
母に娘たちを見せてあげたかったなぁ と思うけれど、
よくよく考えてみたら、もし母が長生きしたとすると、私は別の人生を歩んでいただろう。
母が生きていたら、きっと福島に住み続けていた気がする。
母が亡くなってすぐに父と引っ越したのだ。
そう考えると、今いる子供や孫たちは、母の命と引き換えに与えられたようなものだな…
娘や孫たちに 私の母の話をしたことが無いので、母のためにもちゃんと話して聞かせなければと思った。
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