訊きたかったあの日のこと

私のこと

私が嫁に来てから27年間は、山の家に義母と一緒に住んでいました。

最初の頃 私は、義母や夫が飼っている犬を世話する時も
触ったらすぐに手を洗わずにはいられないくらい、動物が好きではありませんでした。

ある日、死んでしまった大型犬を義母と私と息子の3人で
埋める場所まで運ぶことになり、義母が私と息子に
「早う(はよう)、脚持って!」と言ったのです。

私は「ひぇーーーっ!」と心の中では絶叫していましたが
ぐっと堪えて必死で運びました。

死んでしまった犬を触るのが怖かったのです。

孫ちゃんに訊きたかったあの日のこと

コロ助は我が子のように育てたので、
1月に死んでしまった時はいつまでも抱いていました。

火葬場に行く時に、学校を早退して来てくれた孫ちゃんたち。

下の孫ちゃんは火葬場までの車の中で、ずっとコロ助の脚を握ってくれていました。

なので、昨日
「コロ助を火葬場に連れて行く時
〇〇ちゃんは死んじゃったコロ助の脚を握っていてくれたけど、嫌じゃなかったの?」
と、ずっと訊きたかったことを聞いてみました。

すると「嫌だったよ」と。


やはり死んでしまった生き物は怖くて嫌だったのかな・・・
嫌だったけれどコロ助のために そうしてくれたのかな・・・と思ったら

「コロ助が燃やされるのが嫌だったんよ」
と続けて言いました。

孫ちゃんは、毎日 コロ助と暮らしていたわけではないけれど
物心付いてからは、泊まりに来ると必ずいて、一緒に遊んだり寝たりしたコロ助。


孫ちゃんにとって、それほど大好きで大切な存在だったのだなと思いました。

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